他では味わえない醍醐味!”お寺+キャンプ”魅惑の寺ンピング!!

パワスポ体験 第4弾
パワースポット体験

ここをキャンプ地とする!

こんにちは!お寺の境内にテントを張らせていただき、ご奉仕活動(掃除)をさせて頂く『寺ンピング』体験。主催してくださった安心安全なソロキャンプの情報発信をする”ソロキャンプお姉さん”の顔を持つセラピスト北川涼子さんと、contigoコンティーゴ・デザイン主宰の床津恵子さんとともに、今回受け入れてくださったお寺へ到着。林ご住職にあたたかく出迎えて頂き、一息ついたところで前回は終了。(前回の記事はこちら
陽が落ちる前に居住スペース確保と夕飯の下ごしらえは出来るのか?!
筆者は100均だらけのギアでどこまでエンジョイできるのか?!ドタバタソロキャンスタートです。

この記事を書いた人はこんな人
北川涼子さん

旅の案内人のご紹介
北川涼子さん:officeグラマライズ主宰。心理カウンセリングとボディケア両面から心身同時に調律を行う施術が人気のセラピスト。魅力調律師として一人ひとりに寄り添った『本来の個性や魅力を活かして豊かさにつなげるコンサルティング』は高リピ率を誇る。また著書『大好きな人と世界一幸せな恋愛をする!』は4刷実売1万部を超える。【成熟した大人でありながら自由さも兼ね備えた地に足のついた魅力的な大人を増やす】を自身の活動テーマに掲げ、多彩なセッションを開催している。

※米国NLP協会認定マスタープラクティショナー、STR素質適応理論STRコミュニケーション協会認定STRコミュニケーションアドバイザー、タナスエ療法士、太元霊気 奥伝修了

北川涼子さんのサイトはこちら

何はともあれ居住区確保

天候は曇り。フィールドのコンディションは雨上がりでしっとり目。本来は本堂裏の山にあるスペースをお借りするのですが、今回は林住職のご厚意に甘えて本堂前をお借りしました。
さて、どこに陣を張りましょう。
涼子さんは参道に沿った土エリア。基本装備があるので、湿度<やわらかさ。そして普段観れないビュー。木の枝が迫り出しているので多少の雨にも傘になる場所を確保。テント下に敷くグランドシートがあるからこその好チョイスです。
一方、筆者はテント直張りになるので本堂の軒先をお借りすることに。床面は石畳のため硬く冷気が伝うものの、下から湿度が染みることはなく、屋根もあるのでテントのみでも守られる安心感。本堂の壁を背にする形で設営をすることにしました。

荷を下ろすなりサッサと作業を開始する涼子さん。手際よくどんどん設営していきます。バッグから次々と道具を出しては組み立ててゆく無駄のない所作。どんどんキャンプ地になっていく様子を見てるのが気持ち良いのは、涼子さんの楽しい気分が伝わるからでしょうか。(無駄なくチャッチャと動くのはいつもだけど。)
あっという間にステキな自分空間を創りあげるのでした。

一方筆者は、とりあえず涼子さんに倣いレジャーシートに手荷物を置くも細々散らかりがち。初めて開くテントの骨がバイ~ンとなって振り回され、テントの生地の表裏や方向が迷子になり、そうこうしてる間に散らかった小物を蹴散らすという、一人惨事を賑やかにやらかしながら設営完了。(土エリアだったら勝手に泥んこになってたかも…)まさに”一人完結型のキャンプ経験の無さ”を痛感。
モタつきつつも、出来上がってみるといい感じ。愛着が出てくるもので、ランタンが灯る夜が楽しみになります!

設営が完了して至福の一服の涼子さん。テント前でも火が焚けるファイヤーピットあり、ムードアイテムのキャンドルも装備。ちょっとそこに座らせてもらった感想は~
よかった♡
キャンプの旨味たっぷり空間でした。やはり”火”は大事ですね。実用性だけでなく気分的にも。
一方、筆者は荷物を散らかして何をしているかというと、夜食用のチキンラーメンを忘れて落胆してるところです。メスティンで食す夜中のチキンラーメン。めちゃめちゃ楽しみにしていたのに…。
後で買ってきますよ。と言ってくれた林住職。いやいやいやいや流石に申し訳ないので!と強がる筆者に一言。
「我慢も煩悩ですよ。」
はい、お願いします。(五体投地)
後に三人で美味しく『魅惑のチキンラーメン』を頂くことができたのでした。

デイキャンプを満喫しにきた恵子さんは、鳥のさえずりや景色を楽しみつつハンドドラム(民族楽器)のお手入れ。林住職が淹れてくれたお茶とお菓子で歓談。設営を終えた涼子さんはサクサクと夕食の下準備にとりかかる。自分らしく自分のペースで自分のしたい事を味わいつつ、個々が調和している程よい距離感のソロ・グループキャンプって、楽ぅ~~~!
一人じゃないけどソロ時間。これはオイシイとこどりの時間の使い方なのではないでしょうか。

デイキャンプの恵子さんをお見送りする時に見事な虹が!
「恵子さん!前見て、前!虹見てないでッッ。」
里山の道をソロリソロリと下っていく真っ赤な車をどこかハラハラして見送る三人でした。

さぁ、陽が沈む前に、夕食の調理をいたしましょう。

おいおいおい、お夕食

本堂から聞こえる夕刻のお経をBGMに、それぞれ調理スタート。
筆者は100均ギアのみで挑戦!
~とはいえ、徒歩ソロキャンパーが担げるギアと食料となると限定されるし、厳選装備とそこまで差はつかないだろう~という考えが甘かったことを秒で知ることになったのでした。。。

しっかりした金属製テーブル上に設置されたカセットコンロ。この差はデカかったぁ。テーブルは涼子さんのリストにはあったアイテムだったが、100均で見つけられなかった時点で「半端なの買ってもしょうがないしいいか~」と省略。実際体験してみたけれど、金属製のローテーブルは持っていくべし!と思いました。
ちょっとの差のストレスや安心感が全然違います。金属製が良いとするのは熱いものを置けるため。(涼子さん推奨♪)

テーブルの上にコンロを設置し、筆者と同じダイソーのメスティンにフォンデュ用のチーズを入れる涼子さん。浄水フィルター付きのボトルに水を用意しウィンナーをボイル。カット済みの生野菜。メスティンの蓋をフライパンにしてパンを焼く。
聞こえてくるお経に「BPM早めw」と笑いながらノリノリで調理完了。めっちゃスマート。あとはお酒で乾杯するだけ。

筆者の献立は、試してみたかった「焼き鳥の缶詰を使った炊き込みご飯」メスティンで簡単に出来るという事でご飯はコレ。あとは野菜を適当に炒めようとしたものの…生野菜をミニまな板とミニナイフでチマチマ切るのって、めんどーいッ
『泊数が少なく自宅から持参する食材は自宅で下処理済ませておくべし!』(学び)

炊き込みご飯の材料は、生米1合・水・焼き鳥缶1缶・切り餅1つ。モチモチ感を出すために切り餅を一つ細かく切って入れて一緒に炊くのがポイント。メスティン大サイズ使用で固形燃料1つ分。燃え尽きたらタオルに包み天地をひっくり返した状態で少し放置して出来上がり!
ここでまた、「あぁ、、餅、切っておけば良かったぁー(白目)」
危なっかしくモタモタする私を見かねて、涼子さんが「この水使い~」と浄水ボトルのお水を入れてくれるのでした。(介護状態)

ゴミは家まで持ち帰りッ!

キャンプに限らずBBQでも言えるのですが、出したゴミの始末について気を付けてほしいと涼子さん。キャンプで出たゴミを地中に埋めるのは絶対NG!またよくあるケースが袋にまとめたゴミを近くのコンビニやスーパーなどに捨てるのもやめましょう。
地中に埋めるなんて!と思うのですが、昔はそういうノリだった時代があった事から最新情報に更新されてない人がいるのかも…と涼子さん。
とはいえ、地中から突き出したゴミは怪我の元にもなるし、環境問題です。利用者のマナーが理由で閉鎖されたキャンプ場も多いそう。
メニュー選びや食材の下準備を自宅で済ませるなどゴミを減らす工夫は出来ます。キャンプ場や地域に迷惑をかけず自宅まで持ち帰る前提でどこまで無駄を無くして快適に出来るか探究するのも楽しいですよ!
「実際、野菜切ったりすんのは自宅のキッチンの方が便利やで。」そりゃそうだ。

しみ’S memo

100均ギアは使えないのか?

で、結局のところ、100均ギアで調理とか、どうなのよ?
というところ。
ギアが使えないかと言われれば、使えます!
折畳式のコンパクトな五徳も固形燃料も手軽だし問題無しです。火力に関しては、ミニ五徳に燃料2個まで入れられるので2倍の火力まで出力可能。ただし、点火後の調整は出来ず徐々に弱まるという事を加味して使う必要があるのは言うまでもなく、薪や炭を追加できる焚き火や調理に適したカセットコンロに比べれば心もとないのはしょうがないでしょう。
一番キャンプ感を感じる方法の薪はメラメラと揺れる炎やパチパチと薪が爆ぜる音や煙のニオイに癒されるという効果がある半面、鍋とか煤で汚れるし、消し炭などの始末が超大事!
ちょっとテント脇でコーヒーを淹れたり、とにかく軽装備でメニューも軽めならば機動力バツグンの折畳五徳と固形燃料でも十分だと思いました。(物足りなさは正直あるけどね)

清水が買って良かった100均ギア第一位は、ホットサンドメーカー!
キャンプブランドのモノは上下がセパレート出来てフライパンの様に使う事も出来たり、ロゴの焼き印がついたりという個性があるものの、ダイソーでも十分使えます。清水は帰宅後も普段使いしていますヨ。
調理系ギアで外せないメスティンですが、これも十分使えます。まずは一揃えダイソーで揃え、本格的にアウトドアクッキングを楽しむようになったらレベルアップでも良いかと思います。

あと良かったのが明かり関係。ヘッド型のLEDは両手が開くので必須アイテム(涼子さん推奨)。ランタン型のLEDも軽量で十分明るいです。カラーも白熱球の温かみのある風合いのモノと白が選べます。やはりロマンのある白熱球が良かったのですが、人気のようで清水が買うときは売り切れていました。残念。いずれも軽量で明るくて惜しげなく使えるという点で買って損なし。

ここだけは!というギアはケチらない方がイイです。けど節約できるところはバランスよく!これがキャンプを楽しむコツかもしれません。何度か試して自分らしいセットを組み立ててみてください。

ギアの差?いいえ、センスの差。

涼子さんの健康的で色鮮やかな夕食!(しかも時短)うぅ…パンとチーズフォンデュが眩しいッ
地面に直置きの五徳で作った筆者の炊き込みご飯もなんとかカタチに。多少モチがモチとして残った箇所はあるものの簡単でした。野菜の炒め物は予定を変更してスープに。無塩トマトジュースとかコンソメとかマジックソルトとかココナッツオイルとかぶち込んで煮てみよう(魔女の料理と化す)とする筆者に涼子さんから助け舟。
ジュースは要らんのちゃう?(梅昆布茶も)」
ラタトゥイユをイメージしてみたんだけどw 危なく伝説の謎メニューが出来上がるとこでした。

林住職もスタンバイOK。それぞれの恵みに感謝していただきま~す。
ちょっとずつ分け合いっこしてお味見するのもまた楽しい。チーズフォンデュもさるもの、キャンプで生野菜が美味い事!キャンプやBBQは肉ばっかりになりがちなので「これはイイね」となりました。

あ~次はスマートに女子力高めの料理をしたいなぁ。
探究心に火がついた夕食体験となりました。

食事を囲み、話も弾み、静かに夜が更けていきます。
お坊さんの修行ってどんな事するの?修行中の食事はどんな?そんな話を聞けるのも寺ンピングの醍醐味かもしれません。
雨雲の晴れた夜空に目をやると迷子の蛍発見。近くの川の水がキレイな証拠です。
うっわ!私クモがホンマにアカンねん!
涼子さんの意外な一面も発見。筆者は虫全般が異常に苦手で日中も一人暴れてた(山来るなレベル)のですが涼子さんは飄々としていただけに超新鮮。そこから苦手の話になり…

次回、「それぞれの弱点」お楽しみに。

猫buddha 猫福神シリーズ

清水直子

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たまふり屋スタッフの一人。デザイン部所属。台風を伴う雨女。 / 好きなモノ・コト / 本(文学~なろう、漫画 なんでもOKな雑食)。ゲーム(特にTRPG、フ...

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