◆その55~ 貧乏神に好かれる人の特徴とは

陰陽師-穂積天佑のコラム

江戸時代後期の大衆神道家 九嶋義保先生は、神道の教えを人々にわかりやすく説かれた方で、その著書「天地恵」の中で、人の運気について興味深いことを説いておられます。

それは「貧乏神姿七相(びんぼうがみのすがたしちそう)」というもので、貧乏神に好かれやすく常に貧乏運にさいなまれる人の特徴を「朝寝(あさね)、昼寝(ひるね)、夜遊(よあそび)、多言(しゃべり)、身(みの)綺羅(きら)、他侮(たをあなどる)、物知(ものしり)顔(がほ)」と記しています。その意味するところは……、

・朝、いつまでも寝ている。
・昼寝をよくする。
・夜間の遊興にふけっている。
・人との会話の中で一方的に饒舌になってしまう。
・豪華な衣装を好み散財している。
・他者の言うことに耳を傾けない。
・自分の知識を他者にひけらかすに止まらず、自分の知識の及ばないところまで知っているかのようにふるまっている。

いかがでしょう。

昼寝については仕事の能率を上げるという説もあるようですが、その他の項目は現代社会にも通じることばかりです。

あなた様も、貧乏神様に好かれないよう戒めといたしましょう。

ひとのよは とみさかへるも まずしきも いましめまもる いなかなりけり
(人の世は 富み栄えるも 貧しきも 戒め守る 否かなりけり)

穂積天佑

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