金運ザクザク!大阪 えびす・だいこく両社詣 #03

パワスポ体験 第3弾
開運グッズ紹介

ヒョウ柄も大正ロマンもありまんねん

こんにちは、”忘れたころ更新”のパワスポ体験記へようこそ。前回は金運上昇・商売繁盛を願う恵比寿大黒両社詣に行くならココ!という大阪ミナミのパワースポットの二つ目『今宮戎神社』(いまみやえびす)をご紹介しました。(前回の記事はこちら

ここに来たらもう一か所、ぜひ案内したい場所があるのだと関西で活躍中のヒーラーyuki☆ちゃんの紹介で、神農さんと親しまれる少彦名神社を目指すことになりました。その前に…
空腹と冬のカラっ風にすっかり体が冷えた二人は無事にトイレに辿り着けるのか!!

この記事を書いた人はこんな人

旅の案内人のご紹介
yuki☆さん:様々なシンギングボウルを使った倍音音浴が人気。コラボ企画の「ドット曼荼羅+倍音音浴」や「クリスタルアームヒーリング」など不定期開催のイベントは即満席の人気プログラム。またパワーストーンを使ったヒーリングやカードリーディングも得意。新月と満月の瞑想会は大阪市内で定期開催。さらに、医療従事者向けの心身を癒すヒーリングプログラムを展開予定。

※<シンギングボウル、キネシオロジー、エンジェル気功etc> 倍音音浴、個人セラピー、コラボイベント etc

個性の殴り合い!通天閣本通商店会

寒さに煽られ刻一刻と深刻化するトイレ問題を解決すべく、「確実に入れるトイレ!確実にぃ!」と、今宮から軽く息が上がるペースで通天閣へ。人としての尊厳を守れた二人は安堵するのも束の間、次に襲われる寒空の下の空腹感。「すぐに入れて串の種類が多い店!(並ぶとかムリ)」に全集中で数ある串揚げ屋から即決で入店をキメ、揚げたてサクサクの串揚げを並べてモナリザの微笑を浮かべ、丼ぶり一杯の白飯とともに掻き込む二人。至高。
全速力で全ての生理現象を治めた二人は、ようやく落ち着きを取り戻し、目的地である少彦名神社のある北浜方面へ向かうことになりました。

「あ、ナオちゃん!これやで!エロいガチャガチャ~。怪しいやろぉ~」
いらんて。
「やらんでええの~?ホンマニぃ~?中身なんやろな?」
ググった結果、シースルー1級のスケスケパンツでした。(一例だと思う)

I’M LOST IN 新世界

少彦名神社に向かうため、大阪メトロ堺筋線の恵美須町駅から北浜駅を目指します。恵美須町駅に向かう途中、強烈な個性で筆者の好奇心を刺激するアーケードを発見!それはメインストリートから1本隣に伸びる『新世界市場』。「yuki☆ちゃん、ごめん、ここ見たいっ!」とノスタルジックな筋に誘います。
おぉ!!見事なヒョウ柄っ 強気な値段っ 一周回ってオシャレな顔ハメ看板っっ
昔から営業してそうな肉屋さんや飲み屋さんに混ざって点在するオシャレな飲食店!
「なんて… なんてステキな混沌っ」(世界観に歓喜の筆者)
「大阪やね。」(キミが言うのね、尼崎w)

「観光?明日も来なよ。明日あした。」と声をかけてきたお兄さん。明日何があるのかと尋ねると、
「祭りだよ~。世界一怪しい~祭り~
怪しいばっかだな。
後日、その怪しい祭りなるものを調べてみました。
【セルフ祭り~己を祭れ~】https://self-matsuri.wixsite.com/selfmain )というファンキーでファンシーなお祭りが開催されてました。確かに怪しい~。魅惑の混沌が呼んでいる…
筆者、この手のマツリ…好物です、はい。次回開催は《2022年9月開催予定!》とのこと。

リッチな立地に鎮座るす日中代表の二大薬種の祖

北浜周辺といえば、証券取引所を有する金融の街。重厚な建築の公会堂や美術館・図書館・科学館・広々とした公園があるオフィス街といった印象で、数分前までいた新世界周辺と街並みも行き交う人々の雰囲気もガラリと変わります。
「ここやねん。」とビルの間を指すyuki☆ちゃん。ビルの間にチラっと社殿がのぞいており、石造りの鳥居の隣には金色の雄々しい虎の像がガーっと口を開けて参拝者を見ています。

「北浜ってな金融の街やねん。でな、昔から薬の街でもあったらしくてな製薬会社も多いねん。お金と健康の街!しかも張り子の寅!次って寅年やん?金運と疫病退散で丁度よくない?」(取材は2021年末)確かに~。

インパクト大の黄金の虎、黄色の提灯、虎の垂れ幕。そびえ立つビルの壁。参道というよりビルの側道といった道を進むと視界が開けてビルの壁の間にミチミチに配置される社殿が現れます。
そこここに貼られる張り紙や看板など、なんというか、千と千尋の神隠し的なバランスを感じます。

本殿に向かって参拝して見渡せば、やはりここでも発見!少彦名神社Ver.の恵比寿大黒天!こちらはシックなブラックですね。
少彦名神社ではペット祈願も執り行うため、『肉球守り』など個性的な御守りも特徴的。また、吉日のみ授与される『黄金の虎』の置物や、雨の日限定の『雨降り御朱印』(干支と和傘のデザイン)など折々のお楽しみが魅力です。

少彦名神社(神農さん)

古くから薬種取引で栄える大阪道修町は幕府公認の薬種屋の寄り合い所があったことから、大国主命と共に国造りで活躍した和漢に明るい少彦名命と、唐薬に明るい神農炎帝(しんのうえんてい)の二大医薬の祖神をお祀りして神のご加護を願ったのが始まり。1822年大阪でコレラが流行した時、丸薬と一緒に張り子の虎の御守りが配布され疫病退散・健康祈願の御守りとして広く知られるようになった。

御祭神 少彦名命・神農炎帝
住所 大阪府大阪市中央区道修町2-1-8
最寄り駅:大阪メトロ 堺筋線「北浜」駅6番出口徒歩5分
駐車場:なし
拝観時間 9:00~16:00
公式HPhttp://www.sinnosan.jp/index.html/
tel:06-6231-6958

しみ’S memo

驚異の探求心!一日70回中毒した神農さん

神農炎帝(しんのうえんてい)という神さまは、古代中国の三皇五帝の一人とされ、人々に医療と農耕を教えたとされる神様です。

・・・どうやって?
古代世界で、まだ人々が手当たり次第に食物や水を口にしていた頃、頻繁に病気や中毒で苦しんでいたため、あらゆる植物を赤い鞭で払って、自らひとつひとつ嘗めて薬効や毒を検証したそうです。
しかも、神農のボディは玲瓏透明で外から内臓が見えたため、黒くなる部分(毒が作用してる)を見極めることができたとか。
その探求の成果を民衆に伝えただけでなく、木で農具を考案し食用にオススメ穀物を農作することを指導。また飲料水の安全性などを教えたとされる、まさに医食同源の祖神なのです。
また、「市」を開き民衆を集め、様々な人や商品が集まり「交易」が始まったとされたことから、商売の神とされています。
天才発明家な神農さんは、特異体質とガッツのセルフ人体実験であまりに多くの毒草を嘗めすぎたため、体内に毒が溜まってしまい、ケシの服用がトドメをさして亡くなった、とも、「断腸草」という毒草を嘗めたために腸がちぎれて死亡したとも言われています。

私的には、せっかくいい感じに毒が溜まったなら「溜まった毒を解毒する」→「みるみる黒い部分が正常化していく」という次のステップの研究も興味がある所です。(鬼感想)
ともあれ、探求心に真っすぐに、「神降臨」レベルまで突き詰めた伝説の神様なのでした。

パワーも色々。

「はぁ~、楽しかったなぁ。」恵比寿大黒両社詣プラスワンを終えたyuki☆ちゃんは二度目のおみくじを畳みながらこちらを向きます。
「あのな?北浜やからなぁ、行きたいトコあんねん。」
北浜やから?
ヒーラーyuki☆ちゃんが北浜に来たら必ず立ち寄るという、今日イチ元気がもらえるパワースポットが近くにあるとのことでついていくと、「ここやねん。」と指した先はステキな建物の『五感 北浜本館』( https://www.patisserie-gokan.co.jp/shop/kitahama/
「ここに寄るといい気分になれんねん!」とキラキラ笑顔でスウィーツに目移りしているyuki☆ちゃん。何と言ってもクラシカルな館内と上品なおもてなし。サロンではケーキをテーブルまで全種類持ってきてくれて見て選べるのところがテンション上がります。
「北浜に来たらゼッタイ寄りたい場所やねん。」というyuki☆ちゃん。カワイイものや美味しいものや面白いものが大好きな彼女らしいパワーチャージです。

「もともとな、スピとか興味なかってん。」
というyuki☆ちゃん。現役看護師であり、いつもリアルに命と向き合うハードなお仕事をしていて、あるとき自身がくも膜下出血で入院することになり、手が利かなくなったら仕事復帰できないかもしれないなど不安を抱えながら過ごす日々の中で改めて命の不思議や日々の奇跡、自分が本当に好きなコトや満たされる感覚というものを味わうように大切に向き合うようになり、倍音の気持ちよさやパワーストーンの魅力に触れる時のウキウキ感に癒されていく自分を感じて、今度は必要な人にこの癒し体験を届ける側に自然となっていったのだそう。

「シンギングボウルってな、それぞれのチャクラに対応した周波数のボウルがあんねんけど、あえて第七チャクラ(頭)のは使わんようにしてんねん。宇宙も大事やねんけどな、やっぱりしっかり地に足をつけて自分と繋がって、はじめて自分の人生をいきられると思うねん。」と信条を語るyuki☆ちゃん。パワーストーンを使ったヒーリングも行うため、よく質問で「どの石がいいか?」と聞かれるけれど、それについても「もちろんな、石って色んな個性はあるんやけどな、私としてはあまり気にせんでいいと思ってんねん。だってな、好きって感じたのは自分の本心やん?それが一番力くれると思うねん。
自分のなかの好きを満たして癒されるという、地に足がついたスピリチュアリズムを推奨するyuki☆ちゃんらしいパワーチャージの流儀を提案してくれた体験記になりました。

「あのな、もう一か所あるんやけど。」・・・え?
「この先な、イルミネーションやってんねん!そこ寄らん~?」

すっかり日も暮れた年末の街はキラキラと輝き、街行く人も写真を撮ったり、手を繋いで歩いていたり。すごくいいんだけど、、、、、寒いよぅ~

「公会堂はな、プロジェクションマッピングとかもやんねんで!春になったら夜桜もいいねんっ。今度行こな~。このまま電車乗って、梅田行っていい?買い物したいねん~あのなぁ、財布をな~(割愛)」

yuki☆ちゃん、タフ。パワースポット以前にyuki☆ちゃんがタフなのかもしれない…と筆者は思ったのでした。

いかがでしたか?大阪ミナミの恵比寿大黒両社詣!商売繁盛の御祈願にオススメです。
それでは次回の企画もお楽しみに~

清水直子

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たまふり屋スタッフの一人。デザイン部所属。台風を伴う雨女。 / 好きなモノ・コト / 本(文学~なろう、漫画 なんでもOKな雑食)。ゲーム(特にTRPG、フ...

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