◆その66~ 恋愛運をアップする良い習慣とは

陰陽師-穂積天佑のコラム

私が小学生の頃、頭文字Mの女子と男子から一緒に帰ろう! とよく誘われました。

ある時Mさんに「アタイのこと好きになってくれる?」と告白され、Mくんは「オレとチューしてくれ!」と迫ってきました。

それに応える気持ちはゼロだったので、Mさんには傷付けないよう曖昧な返事を、顔が間近に迫り危うく襲われそうだったMくんには急所に蹴りを入れて逃げました。

男女双方からモテる状況は今も続いており、私の“追っかけ”の一人にその理由を尋ねると「穂積さんのお返事が心地良いから!」と。

私の返事は子供の頃から同じ「ンだね!」です。「そうですね」という意味で、英語は「That’s right!」。

5、6代前の祖先が藩士として赴任していた越後長岡方言がルーツの我が家の家庭言語で、適当に「ンだね!」と相槌を打つことが相手に優しく聞こえるようです。

以上、私の拙い一例でしたが、相手に惚(ほ)れさせるには「話し上手」より「聞き上手」! 女性なら相手の清濁合わせて優しく受けとめる女神(めがみ)アマテラスのような包容力、男性ならオロチに襲われたクシイナダヒメを力強さで守り通した男(お)神(がみ)スサノオのような雄々しさ。

そんな心持ちや態度が相手の心をうち震(ふる)わせます。

次にデートスポットに良い場所について。散策には風水環境が良い場所、たとえば琵琶湖や浜名湖、お台場がオススメです。

昼間のランチは「地に足が付く」場所。庭の見える一軒家のレストラン、ビルなら一階のレストランが良く、夜のディナーは、ぬばたまの夜を治めるツキヨミさまからツキ=幸運をいただくため、お月様に近い高層ビル最上階のレストランが良いでしょう。ムード満点、お二人にとって想い出深いデートとなること間違いなし! です。

“恋の道”の奥義は、変に道徳的、哲学的にならず、お互い楽しむこと、そして睦み合うことです! お忘れなく。

こひすなる ひとのかなめは むつみあひ たのしむことぞ わするなよゆめ
(恋すなる 人の要は 睦み合い 楽しむ事ぞ 忘るなよ夢)

穂積天佑

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先祖である穂積濃美麻呂が陰陽道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)より陰陽の秘法を授けられ、また同じく師の先祖となる菅原宮内少輔道景は、あの平安時代の大陰陽...

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