◆その53~ 自分の殻に閉じこもる不運

陰陽師-穂積天佑のコラム

私のもとを訪れるご相談者の中には時折、物事を判断する際にこれまでの人生経験と照らし合わせたり、幼少期に親や年長者から教え諭されたことを判断基準として考える方がおられます。

こうした“人生常識”を持つ方は、予測し得ない新たな場面に遭遇すると、途端に立ち止まり、悩んでしまうことが多いようです。

つまり、これまでの自分を乗り越えることができない、あるいは何歳になっても精神的な親離れができないのです。

例えば、今日自宅を出るときに、あなたは右足から先に出ましたか? それとも左足から先に出ましたか? という質問をしたとしましょう。まれに「〇足です!」と明確に答える方もおられますが、ほとんどの場合、はっきりと記憶していないことでしょう。ましてや「あなたのお腹の中の五臓六腑は、いまどのような感じで働いていますか?」という質問には、医療関係者でも即座に答えることは難しいでしょう。

私たちは大自然に、また宇宙数十億年の経験と叡智に「生かされて」います。「自分の殻」に閉じこもらず、その「卵の殻」を破り、未知の領域にも果敢にチャレンジしていくことが、「開運のカギ」なのです!

うつしよの むつかしきこと いできなば からぞやぶりて ゆくがかなめぞ

(現世の 難しき事 出て来なば 殻ぞ破りて 行くが要ぞ)

穂積天佑

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先祖である穂積濃美麻呂が陰陽道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)より陰陽の秘法を授けられ、また同じく師の先祖となる菅原宮内少輔道景は、あの平安時代の大陰陽...

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